印刷用表示 |
テキストサイズ 小 |
中 |
大 |
2013年2月。
暴風に舞う葉っぱをガラス越しに狙う。
寒さに耐えられなかったのか、
昼寝をするソボンヌの膝の上に乗り昼寝の時間が増える。
中の人が調達してきた丁度いい大きさの箱を寝床とし始めた。
「高い。」
「高いんですけど。」
「高いっつってんだろうがっ。」
ぬくぬく。
ふもふも。
箱はスギ薬局のビールケース。
「お尻がとても温いです。以上、中継をお伝えいたしました。」
「Zzzzz....」
「!?」
「・・・。」
「鰹節ケーキとかあるのだろうか。」 ない。
「(殺気?!)」
「ゴゴゴゴゴゴゴ」
「・・・ふむ。」
「(さっき感じた。)」
壁に寄りかかってポーズお願いしまーす。
カメラ目線いいですねー。
リポーター経験あり?うちいらないんですよねーそういうの。
あ、やさぐれないでくださいよちょっとー。
報酬も弾みますからー。 「!」
鰹節だっていっぱい買えますよー。「!!」
あ、でも猫が鰹節買いに行くとか聞いたことないですねー。「・・・。」
「鰹節っ!(茶目っ気声)」
「アイアムイッコクドー。」
手を乗せられないと噛みつく。(マジで)
「文句あんのかこのやろー。」
INDEXへ
◆2012年
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
◆2013年
1月
2月