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2012年11月。
スーパー俺様街道まっしぐら。
そろそろ去勢のシーズンなのか、夜鳴きが激しい。
昼間は昼間で、庭に来る鳥を相手に、
猫らしく狩人の目を向けるも、
ガラスにぶち当たる日々は変わらない。
「鰹節とやらを所望する。」
「あれ、聞こえてない?」
「ここに書いたろか。鰹節。」
「魚へんに賢いって字でしたっけ?鰹節。」
生体湯たんぽ
「実は黙っていたことがあるんだ・・・。」
「実は俺、火星に帰らなくちゃいけないんだ!」
「そこは選別に鰹節くれるところじゃない?」
「くれないから帰らないし昼寝の邪魔しないで。」
首をー
ぐるっとー
約180度ー
以上ー
くゎいてーん
「君、今の政治についてどう思う?」
「やっぱり君も鰹節が足りないと思う?」
「え?いらない?どうして?何で?」
「鰹節には夢とロマンが詰まっている。」
「それなのに国の偉い人たちは全く分かっちゃいないんだ。」
「・・・それでも君は、鰹節はいらないと思うのか・・・。」
「おい誰かアイツをつまみ出せ。」
「人あったけー。」
「氷川きよっしーいいよね。」
あられもない姿。
それはもうあられもない姿。
びっくりするぐらいあられもない姿。
あられもなさすぎて最早笑えるレベルの姿。
とりあえず人為的に隠しました。
「なんかぬくい。」
どじょうには興味がない。
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